Microsoftは3月28日(現地時間)、アプリケーション開発者やISV(独立系ソフトウェアベンダー)を支援する「Microsoft App Accelerate」の登録を同日から開始すると公式ブログで発表した。

アプリケーションの計画や導入、起動および拡張に役立つ製品および技術資産を提供するプログラムとしてMicrosoftは、Microsoft AzureやSQL Server、Power BIなどの専門技術者からの技術指導や、対話式でデータを可視化するPower BI Embeddedの設計セッションや展開に関する情報提示、アプリケーションの導入を促進するテストと認定サービスを提供する。

Microsoftは、膨大なレポートを活用して市場を牽引する技術や、投資利益率の決定に役立つ財務ツール、他のアプリケーション開発における成功例などを元に評価を行い、アプリケーション開発を支援する、と同プログラムの特徴を伝えている。同社は業態や業種によってビジネス需要に適したアプリケーションを探し出すMicrosoft AppSourceや、Microsoft Azure上で開発者向けサービスやアプリケーションを販売する「Azure Marketplace」などの流通経路を持ち、共同販売と共同マーケティング機会を提供する「Microsoft Go-To-Market」を用意して、IT業界全体を巻き込んだエコシステムの構築を推進してきた。今回のMicrosoft App Accelerateもその一環と思われる。