仮面ライダーポッピーに変身するポッピーピポパポ

現在放送中の特撮ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』にて、「仮面ライダー」テレビシリーズ史上初めてヒロインが自分専用の変身アイテムを使って仮面ライダーに変身することが明らかになった。松田るか演じるポッピーピポパポが変身するライダーは、その名も「仮面ライダーポッピー」。4月9日放送の第26話で登場する。

これまでの「仮面ライダー」テレビシリーズでヒロインがライダーに変身した例は、『仮面ライダーキバ』(2008年1月~2009年1月放送)での麻生恵(柳沢なな)の仮面ライダーイクサへの変身があるが、このときは変身アイテムが彼女専用のものでなく、イクサには恵以外でメインの変身者が存在した。しかし、今回ポッピーピポパポは"自分専用の変身アイテム"を使い、ヒロイン専用の仮面ライダーに変身する。この「テレビシリーズのヒロインが、専用の変身アイテムで仮面ライダーに変身する」点がシリーズ史上初となる。

ポッピーピポパポは、劇中でエグゼイドたちをナビゲートするゲームキャラ。普段は衛生省から電脳救命センター(CR)に派遣された職員・仮野明日那として働く。従来のヒロインがこなしていたエグゼイドたちのサポートはもちろん、コミカル面でも活躍し、人気キャラとなっている。

ストーリーでは、「ドレミファビート」というゲームから生まれたバグスターであることが明らかになっているポッピーピポパポ。もともとは人間と敵対するキャラクターでありながら、永夢ら人間サイドでバグスターと戦っていた。そのポッピーピポパポがどういう経緯で仮面ライダーポッピーに変身するのか。そしてどんなポーズで変身するのかも大きな見どころとなっている。

ポッピーピポパポ役 松田るかコメント

最初に「変身」のお話をいただいた時は「とうとう来たか……!」という感じでした(笑)。永夢たちと一緒に戦いたいとずっと言っていましたし、パラドが仮面ライダーになれると知ったあたりから、ポッピーももしかして……?と考えていたので夢が叶った気分です。それと同時に、女の子も憧れるような仮面ライダーになろう!と思いました。

仮面ライダーポッピーを初めて見たときは「髪の毛そのままじゃん!」と思いました(笑)。仮面ライダーといえば、男らしい、カッコいいデザインをイメージしていたので、ハートやリボンをちりばめた女の子らしい仮面ライダーもアリなんだ、と。

変身ポーズはアクション監督の宮崎剛さんと考えました。大まかな動きは宮崎さんが用意してくださったもの、細かい動きは私が決めました。ただ、初変身の日にその場で決めた感じになってしまったので、家に帰っての復習もきちんとやりました。

変身の日は現場に私しかキャストがいなかったので、翌日の現場で飯島(寛騎)君、瀬戸(利樹)君、松本(享恭)君を呼んで変身ポーズを見てもらいました(笑)。今思うと、ちゃんと私の変身を見てくれた3人って優しいなーと思いました(笑)。

最初はエグゼイドたちの敵役として仮面ライダーポッピーに変身するので、優しい普段のポッピーピポパポと、敵で仮面ライダーのポッピー、この2つの違いを楽しんでいただけたらうれしいです! 私が使う「ときめきクライシスガシャット」はポッピーの声が入っているので、そこにもぜひ注目して欲しいですね。

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