3月23~26日の期間にわたって開催された「AnimeJapan 2017」にて26日、4月より放送開始となるTVアニメ『ソード・オラトリア』の放送直前ステージが行われた。アイズ・ヴァレンシュタイン役の大西沙織、レフィーヤ・ウィリディス役の木村珠莉、ティオナ・ヒリュテ役の村川梨衣、ティオネ・ヒリュテ役の高橋未奈美、ロキ役の久保ユリカ、ヘスティア役の水瀬いのりに加えて、ライブパートでは主題歌を担当する井口裕香が登壇した。

左から木村珠莉、高橋未奈美、井口裕香、大西沙織、村川梨衣、久保ユリカ、水瀬いのり

『ソード・オラトリア』は、2015年4月にTVアニメが放送された人気小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(以下ダンまち)の外伝となる物語。『ダンまち』のキーキャラクターでもある剣姫「アイズ・ヴァレンシュタイン」や彼女が所属する「ロキ・ファミリア」の面々などにスポットを当てた作品で、原作小説は現在、7巻まで発売している。

本ステージは、「インターネットラジオステーション<音泉>」で配信される同作品のラジオ番組『ソード・オラトリア~魔導師とアマゾネス~』のパーソナリティである木村と高橋が司会となり、進行。『ソード・オラトリア』のあらすじやキャラクター紹介、本日初公開となったPV映像の放映のほか、「チームワークを見せろ! ポージングゲーム!!」と題した企画が行われた。

「チームワークを見せろ! ポージングゲーム!!」は登壇者それぞれがお題に対しポーズをとり、全員が一致すれば成功というゲーム。成功するまで何度も挑戦しなければならないというルールだったが、最初の「ソード・オラトリアを表すポーズ」というお題で剣を構えたり、振ったりするポーズをそれぞれがとり、見事に一発クリアを果たす。会場からは「それぞれ少し違うポーズをとっているような……」という空気も若干漂っていたが、登壇者がロキ・ファミリア+ヘスティアの結束力を見せ、「クリアした」という雰囲気へと持って行った。

「ポージングゲーム!!」の後には、お知らせのコーナーが設けられ、原作小説の情報や『ソード・オラトリア』に関連するラジオ、ニコ生の放送情報、グッズ、ゲームコラボなどについて紹介。2017年夏より配信予定のスマホゲーム『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~』や、2017年秋にPCブラウザにてリリースされる『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オラリオ・ラプソディア』についての告知もあり、どんどん広がっていく『ダンまち』ワールドにも期待が持てるステージとなった。

お知らせの後には井口が登場し、『ソード・オラトリア』の主題歌「RE-ILLUSION」を初歌唱。朝イチのイベントに相応しい爽やかな楽曲を抜群の歌唱力で歌い上げる。本ステージのお知らせでは、井口が『メモリア・フレーゼ』の主題歌を担当することも発表された。

ステージの最後には登壇者が一言ずつ挨拶。アイズ役を演じる大西は、『ダンまち』がベル・クラネルの成長を中心に描かれていたことに触れつつ、『ソード・オラトリア』では様々なキャラクターにスポットが当たると解説。「色々なキャラクターに感情移入して、それぞれの物語を楽しんでいただければ」と主役らしいコメントを残してイベントを締めくくった。

今回ステージレポートをお届けしたTVアニメ『ソード・オラトリア』は、2017年4月14日よりTOKYO MXほかにて順次放送される。