大成、ブルーイノベーション、NTT東日本の3社は3月23日、「ドローン」を通じてオフィスワーカーの残業の抑制を図り、オフィスワーカーが日々健康的に働くことを後押しするサービス「T-FREND」を提供すると発表した。2017 年10月に商用サービスの提供を行う予定。

同サービスは、オフィスフロアを自動で巡回するドローンにより、業界初の残業抑制(社員の健康増進)を可能とした全自動飛行監視サービス。従来、ドローンは屋外でGPSによる位置情報の取得とパイロットによる手動飛行が一般的だったが、ブルーイノベーションが提供するGPSを使用しない屋内自己位置推定システムにより、夜間における自動飛行が可能になった。

同サービスにより、夜間に定期的に巡回することで社内のセキュリティ管理を実現するとともに、ドローンの巡回時間に在席する社員の退社を促し、社員の健康増進を図るという。

また、映像データや飛行ログは高セキュアなクラウドへ格納されるため、企業によるサーバー管理が不要で後日チェックが可能となり、規定を超えた深夜残業や執務スペースのセキュリティの管理も実現する。

「T-FREND」の特徴