依然続くRyzenの品薄状態
AMDの新型CPU「Ryzen」に対応するSocket AM4マザーボードとして、今週はASRockの「AB350 Pro4」とGIGABYTEの「GA-AB350M-GAMING 3」が新発売。どちらもB350チップセットのエントリーモデルで、低コストのRyzenシステムを構築するのに適している。価格はそれぞれ、13,500円前後と12,000円前後。
また先週の発売開始直後はマザーボード側が品薄になり、完売となったショップも見られたが、今週はこの状況はやや改善されている。ただ、依然として品薄状態は続いており、人気のX370搭載モデルは今も入手が難しい。今週はさらに、CPU側が完売したというショップもあり、品薄状態の改善には、まだしばらく時間がかかりそうだ。
注目のGTX 1080 Tiがデビュー
NVIDIAから新型GPU「GeForce GTX 1080 Ti」が発表され、搭載グラフィックスカードが発売となった。同GPUは、従来のGeForce GTX 1080に比べ、CUDAコア数が2560基から3584基にアップ。NVIDIAによると、パフォーマンスは最大35%向上しているという。今回発売されたのは8社の9モデルで、価格は以下の通りだ。
メーカー | 製品名/型番 | 価格 |
---|---|---|
ASUS | GTX1080TI-FE | 107,000円前後 |
MSI | GeForce GTX 1080 Ti FE | 108,000円前後 |
GIGABYTE | GV-N108TD5X-B | 108,000円前後 |
ZOTAC | ZT-P10810A-10P | 108,000円前後 |
Inno3D | N108T-1DDN-Q6MO | 108,000円前後 |
GD1080-11GEBT(バルク) | 105,818円(BUY MORE) | |
GALAX | GF PGTX1080TI/11GD5 | 106,000円前後 |
玄人志向 | GF-GTX1080Ti-E11GB/FE | 107,000円前後 |
Palit | NEB108T019LC-PG611F | 107,730円(ドスパラ) |
今回、入荷したのは全てリファレンス版のFounders Edition。外観は従来のGTX 1080と同じで、2スロット厚のクーラーが搭載されているが、消費電力が180W→250Wに増えたことで、補助電源コネクタは8ピン+6ピンに強化されている。スペックや性能について、詳しくは石川氏のレビュー記事を参照して欲しい。