Intelは3月13日(米国時間)、自動車向けカメラセンサとコンピュータビジョンを組み合わせた自動運転アルゴリズムなどを手がけるイスラエルMobileyeの発行済み全株式を総額153億ドルで買収することで合意したと発表した。

今回の買収により、Intelは従来から有するHPCやコネクティビティ技術に、Mobileyeの有するコンピュータビジョンベースの自動運転ソリューションを組み合わせ、自動車からクラウドまでの連携を可能にするソリューションの構築が可能となる。

なお、Intelでは、2030年までに自動運転に関連した市場規模が合計で700億ドルに成長すると見ており、今回の買収が、そうした市場に対する自社の提供ソリューションの強化につながる、と説明している。

2030年には車両システムおよびデータ/サービス関連を含めた自動運転関連市場は最大で700億ドルに達することが見込まれている