現在、続々とサービスが伸びている動画配信サービス内において、新たにdTVとフジテレビが共同制作するドラマ『Love or Not』(3月20日スタート)が注目を受けている。

新たな試みの同作で、ドラマ初主演となるのは三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして、また役者としても活躍する山下健二郎だ。今回はヒロインを演じる本仮屋ユイカと、もどかしい王道恋愛ドラマの世界を作り上げる。2人の初恋を軸に、男女6人の恋模様が交錯する王道ラブストーリーに挑む山下に、話を聞いた。

■山下健二郎
1985年5月24日生まれ、京都府出身。2010年9月より三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして、また俳優としても活躍中。2015年より冠ラジオ番組『山下健二郎のオールナイトニッポン』パーソナリティを務める。ドラマ出演は『ろくでなしBLUES』(11)『極悪がんぼ』(14)『ナポレオンの村』(15)『HiGH&LOW』シリーズ(16)『福家堂本舗 -KYOTO LOVE STORY-』(16)など多数。舞台経験も豊富。 撮影:稲田平

昔の恋愛ドラマをよみがえらせるような

――山下さん、恋愛ドラマ出演が続いていますが、今作はどのようなところが特徴ですか?

良い意味で、ザ・恋愛ドラマなところですね。今のような情報が溢れかえっている時代だからこそ、若い子にもまっすぐなピュアな恋愛を見てもらって、恋の良さを感じていただけたらと思います。

今回演じた幸助はとても人間ぽいキャラクターで、芯が通って優しいけど抜けている部分があったりと、自分とリンクするところがあって、すんなり役に入れました。自分の持っているものを素直に表現するのが、一番大事なんじゃないかなと思って臨ませていただきました。

――ちなみに、山下さんがはまった恋愛ドラマはありますか?

僕はやっぱり『ビーチボーイズ』とか、『ロンバケ』(『ロングバケーション』)ですね。青春時代ど真ん中で、よく見ていました。

――『Love or Not』もかなり近い雰囲気ですよね。

そうなんです。昔の恋愛ドラマをもう1回蘇らせるというのが『Love or Not』の良いところで、年齢問わず楽しめる作品になれば、と思ってやらせていただきました。

現場にAMAZING COFFEEの差し入れも

――本仮屋ユイカさんとは初共演となりましたが、いかがでしたか?

お互い初めましてなので、緊張していた部分もありました(笑)。今回は後輩の町田啓太、八木将康も出ているので、始まる前に男3人だけでごはんを食べに行って「現場の空気感どうなるのかな」「不安だね」みたいな話をしていたんです。

そのあとクランクインして、女性陣と初めて撮影したシーンが実は、合コンのシーン。これはリアルすぎるなと思いました(笑)。でもそれが監督の狙いだったのか、フレッシュで良いシーンになりましたし、打ち解けて仲良くなれたと思います。

――それはかなり雰囲気が出ていそうで、見る方も楽しみなシーンですね。

むちゃくちゃリアルですね。女性陣も、LDHに対して「男くさくて怖そう」「常にレモンサワーを飲んでいそう」みたいなイメージがあったらしいんですけど、「いや、俺らそんなにプライベートでレモンサワーばかり飲まないよ!」みたいな話もしました(笑)。

――町田さん、八木さんと仲良しの設定ですがふだんも仲が良いのでしょうか。

啓太とはずっと昔から一緒にいるので、特に仲の良い後輩の1人ですね。啓太と将康の2人は、よくごはんも行きますし、プライベートでもつるむ仲なので、2人がいてくれたことで、非常に助けられました。

――LDHさんは差し入れが豪華というイメージがあるのですが、山下さんは今回が初主演ということで、何か現場に差し入れなどもされましたか?

HIROさんほどの豪華な差し入れはできませんでしたが、今、”LDHキッチン”というセクションがありまして、TETSUYAさんプロデュースのAMAZING COFFEEを差し入れたらかなりの人気でした。

あとは仕事でロサンゼルスに行ってきたので、お土産も買ってきました。「ロスのお土産って何だろう?」って迷いましたね。有名な食べ物もあるわけではないので、ベタにチョコレートを4箱ほど買いました。ロス土産のチョコレートです(笑)。女性のスタッフさんとかキャストの皆さんにはハンドクリームと、ちっちゃな香水のセットを。もう思いつかなくて、どうしようと思って空港の免税店で買いましたけど、喜んでもらえてよかったです。