キングソフトは3月13日、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」の最新版8.7を公開した。今回のアップデートでは、セキュリティ設定をさらに強化するなど、さまざまな機能拡張を実施している。

WowTalkは、スマートフォンやPCから、メッセージ、スタンプ、画像ファイル、ドキュメントファイルなどをやりとりできる「チャットトーク」、社内での情報共有に役立つSNS機能の「タイムライン」、アプリ内から音声通話が可能な「無料通話」を利用できる法人向けサービス。

最新版では、セキュリティ設定の強制化に対応。WowTalkの管理画面上で、セキュリティ設定を「強制」にすると、端末のセキュリティ設定(4桁のPINコード、もしくは解除パターン)を有効にしていないユーザーは、セキュリティ設定を行わないと、WowTalkのアプリを利用できなくなる。これにより、BYOD(私用端末の業務利用)による、情報漏えいなどのリスクを解消できるようになった。

管理画面上で、アプリのセキュリティ設定を強制化できる

また、画像加工機能に「フィルター」「回転」「トリミング」の3機能を追加した。これにより、画像の特定部分の切り抜きと回転、および画面効果を追加して、送信ができるようになる。また、投稿後に、投稿内容の編集が可能になった。また、投稿後にマルチメディアの追加、および削除もできるようになった。

そのほか、メンバーリスト表示の高速化に加え、メンバーリストのソート仕様を変更している。さらに、管理画面を左側のサイドデザインに変更したほか、トーク時に使えるスタンプ20個を追加搭載している。

スタンプ20個を追加搭載