AvePoint Japanは、SharePoint 用エンタープライズ向けドキュメント共有ツール「Perimeter(ペリミター)サービスパック(SP)7」の国内提供を3月7日より開始したと発表した。

Perimeter は、SharePointで管理しているドキュメントのセキュアな外部共有や、内部ユーザーからのモバイルアクセスのセキュリティ向上などを通じて、SharePointの持つコラボレーション機能をさらに強化するツール。

今回、日本で発売するバージョンは、SharePointオンプレミス版の最新版であるSharePoint 2016に対応し、ハイブリッド クラウド環境/Office 365での情報共有をさらに安全・便利に実行することを可能にする。

また、iPadおよびAndroidタブレットで、Officeドキュメントの編集を実行することが可能になった。共有を受けたドキュメントは、デスクトップで編集を実行する際と同様に、Office Web アプリを使用してブラウザー上で編集できる。

外部のエンドユーザーに対するパスワード要求機能を実装した。「パスワードの最小字数」「パスワードの有効期限」などの項目を設定してパスワードの強度を向上させ、外部共有をさらに安全に実行することが可能になった。

ユーザー・Active Directory(AD)グループ・SharePointグループに対して、ルールを設定し、各ユーザー・グループが外部ユーザーに対して付与できる権限を制限することが可能になった。付与できる権限を「閲覧のみ」「編集可能」など、グループの性質や必要性に応じて設定することで、操作ミスなどによる情報漏えいを未然に防ぐ。

ファイル名・タイプなどのドキュメントプロパティ別に外部共有状態を設定・制限することが可能になった。Perimeterを使用可能にしたライブラリで、外部共有の可・不可を決定するルールを設定することにより、社内SharePoint環境内からの「うっかりミス」による機密情報の不適切な共有を防止することが可能になる。