ウイングアーク1stは3月7日、リテール業界向け情報活用ソリューションサービスの新しいブランドとして「SmartRetailing(スマートリテイリング)」を展開すると発表した。

同ブランドでは、その第1弾として、大型商業施設やレジャー施設向けに提供する来訪者把握ソリューション「mobile VisitorCounter」と、店舗ごとの販売分析や顧客分析に特化した最適なロケーション販売分析ソリューション「LocationViewer」を、3月7日より提供開始する。

「mobile VisitorCounter」では、モバイル空間統計を利用し、施設のある調査対象エリアに「どんな人が」「どこから」「どれぐらい」来訪しているのかを把握し、データを基にしたリアルな商圏範囲の特定や、広告効果測定などを行うことが可能。

調査対象エリアの選択と目的に応じたデータプランを選ぶだけで手軽に利用を開始することができる。それぞれのデータプランには、「すぐに使える分析テンプレート」がセットとなる。

一方、「LocationViewer」では、小売業や飲食業、サービス業など、会員の顧客ロイヤリティを高めたいと考えているチェーンストア企業向けの情報活用ソリューション。自社店舗の売上状況や会員顧客の分布状況、他社店舗やターゲット人口分布までを、多角的かつ統合的に分析することが可能となる。

同社は今後、「SmartRetailing」ブランドのソリューションラインナップを拡充し、リテール業界固有の課題解決を支援していく考えだ。