NTTデータ、NTTデータ経営研究所、unerry、アイリッジは3月6日、3月6日から3月末日まで、ビーコン位置情報を活用したメッセージ・キャンペーン情報配信サービスの実証実験を、福岡県福岡市で実施すると発表した。

同実証実験では、福岡市の各種店舗や駅、オフィスなど、さまざまな施設に設置されている合計3000個以上のビーコンを活用し、約2000人のモニターを対象として顧客行動に基づいたクーポンやキャンペーン情報などの配信を行う。

具体的には、NTTデータが提供する「ビーコン活用サービス調査アプリ」と小売店・量販店・専門店・駅などの各所および街中に設置されたビーコンを活用し、利用者の位置情報履歴から推察される顧客像との親和性が高いクーポンやキャンペーン情報などを、PUSH通知で自動配信する。

unerryは実証実験において、ビーコン・シェアネットワーク「Beacon Bank」を提供することで、調査アプリが街中のさまざまなビーコンと反応する仕組みと、それに基づいた顧客行動の可視化を実現している。

実証実験の流れ