IDCフロンティアは3月3日、GPU アクセラレータ「NVIDIA Tesla P100」を搭載したサーバを時間課金方式で提供開始すると発表した。

同サービスは、2016年11月に提供を開始したディープラーニングプラットフォームのコンポーネント「NVIDIA Tesla M40」搭載サーバに続く第2弾として、IDCFクラウドの最上位タイプ「IDCF クラウド GPU BOOST タイプ Tesla P100」として提供される。

「NVIDIA Tesla P100」の採用により、CPUのみを搭載したサーバと比べ、約26倍以上の演算処理能力を発揮することが可能だという。

また、倍精度浮動小数点型の計算に対応し、創薬や気候変動、災害予測などの数値解析やシミュレーション計算にも活用できる。

「IDCF クラウド GPU BOOST タイプ Tesla P100」は、GPUメモリが16GB、仮想CPUが56CPU(2.5GHz 相当)、メモリが256GB、ディスクがSSD 2,100GBとなっている。料金は、初期費用が0円、従量料金が1時間当たり440円、月額上限料金が22万円となっている。

IDCFクラウドGPU BOOST タイプ Tesla P100」の仕組み