PwCコンサルティングとグリッドは3月2日、AI(人工知能)を利用してドローンの収集データを解析するサービスで協業開始した。今回の協業において、PwCコンサルティングはドローン分野における知見と戦略策定のノウハウを、グリッドはAIを駆使したデータ解析テクノロジーを提供するとのこと。

協業体制のイメージ

両社は、エネルギー・農業・公共インフラ分野を中心に、複数のセンサー/カメラ/GPSを搭載するドローンを利用して位置情報や空撮画像などのデータを収集し、AIにより解析するという。

AIの利用により、人間の作業に比べてより高精度かつ低コストに解析可能になるとしている。さらに、モノのインターネット(IoT)の技術と組み合わせることで、遅延や事故の予測なども目指す。

両社は、クライアントが抱える課題に応じたドローン・システムを構築し、オペレーション・デザインからデータ収集、AIによる綿密なデータ解析、抽出した新たな課題に基づくビジネス戦略策定に至るまでを、一貫してサポートする。

サービス内容は、調査設計・戦略策定支援、ドローン・システム・コーディネーション/オペレーション・デザイン、データ処理及びAIによる解析、レポーティング、業務最適化・ビジネス戦略推進支援の5段階に分けている。