桜井和央に扮した高杉真宙と、原作の和央のイラスト。 (c) 2018「プリンシパル」製作委員会

いくえみ綾原作による実写映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」の追加キャストが発表された。小瀧望(ジャニーズWEST)演じる弦の幼馴染・桜井和央役を高杉真宙が務める。

和央は誰にでも優しく、皆から慕われている王子様気質のモテ男子で、黒島結菜が演じるヒロイン・住友糸真とすぐに仲良くなる。高杉は和央について「桜井和央という人物に息を吹き込めるよう、愛を持って演じたいと思います」とコメント。またいくえみは、高杉のイメージについて「現場でお会いしたら和央そのままだったのでとても驚きました。点数で言うと、和央の再現度は120点!」と絶賛コメントを寄せている。

「プリンシパル」はとある事情を抱え、北海道へと引っ越した女子高生・住友糸真と、糸真が転校先の高校で出会った舘林弦と桜井和央、タイプの違う2人の男子との交流を描いたラブストーリー。Cookie(集英社)にて2010年から2013年まで連載された。映画は2018年公開予定。

いくえみ綾コメント

和央はとても王子様っぽいキャラクターなので、なかなか王子様的な人はいないだろうと思っていたのですが高杉さんにはまさしくピンときた感じです。原作とイメージがそのままだったのと、実際に現場でお会いしたら和央そのままだったのでとても驚きました。
点数で言うと、和央の再現度は120点!
漫画そのままというよりはとらわれずに高杉さんなりの和央を作って欲しいと思っています。

高杉真宙コメント

「プリンシパル」で、桜井和央を演じさせて頂くことになりました。
自分は漫画を読むことが好きで、今回もお話を頂いてすぐに原作を読みました。
恋愛要素の魅力はもちろんですがそれだけではなく、主人公はじめ他のキャラクターすべて、単純な動機で動いていない、複雑な心境が深く描かれている作品だと思います。
その魅力に、僕は「プリンシパル」という漫画のファンになりました。
中でも桜井和央は、自分が演じるということを抜きにしても惹かれるキャラクターだと思います。
和央は、一見誰にでも優しく、誰にも好かれる人ですが、実は高いプライドを秘めていて男っぽく、執着心といえるほど真っ直ぐな意思を持つキャラクターだと思っています。
漫画と映画では、ストーリーやキャラクターが違ってくることもあると思いますし、高杉真宙が演じることによって違ってくることもあると思います。
自分は漫画が好きで原作のファンでもあるので、いろいろなご意見もあるだろうなとも思います。ただ、桜井和央という人物に息を吹き込めるよう、愛を持って演じたいと思います。
高杉真宙だから演じられる桜井和央にしたいと思います。

篠原哲雄監督コメント

高杉真宙君の演じる和央という役は王子様の雰囲気を持つ男子。女子からは憧れられ、男子からも守ってあげたくなるような存在。それでいて単なる見かけだけのイケメンではなく、可愛らしさと茶目っ気を持ちながら、時に冷静に人の気持ちをわかり、いざという時に相手に力を与えてくれる強さと柔らかさを持った男の子である。僕は高杉君を見た時に和央は彼しかいないと思ったし、難しい台詞回しも独特のものにしてくれると確信した。札幌の雪景色の中でその佇まいを一層輝かせたい!

「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」

監督:篠原哲雄
脚本:持地佑季子
出演:黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙ほか
配給:アニプレックス

(c) 2018「プリンシパル」製作委員会