「人形の国」第1話より。

「シドニアの騎士」などで知られる弐瓶勉の新連載「人形の国」が、本日2月25日発売の月刊少年シリウス4月号(講談社)にて開幕した。

「人形の国」の舞台は、巨大な遺跡群の中で人類が生き延びる、人工天体アポシムズ。50世紀前に地底との戦争に敗れた人々は極寒の地表に取り残され、蔓延する人形病や頻出する自動機械と戦いながら生き続けていた。エオ、ビコ、シオ、エスローは、訓練と食糧採取のために遺跡層を探索していたところ不思議な少女に出会い……。少年誌で初連載の弐瓶による、長く危険な冒険の旅に注目したい。

また弐瓶による「BLAME!」の劇場アニメ化に併せ、派生作品が続々登場することが明らかに。弐瓶が劇場アニメ「BLAME!」のために描き下ろした、100点を超える設定画やラフスケッチを集めた原画集が刊行される。さらに映画版のコミカライズも決定。4月26日発売の少年シリウス6月号より連載が始まり、マンガは関根光太郎が手がける。冲方丁による長編ノベライズ、小川一水や飛浩隆らによる短編小説のアンソロジーも発表される。

このほか今号では「みならい女神プルプルんシャルム」のキダニエルによる新連載「かみつき学園」もスタート。血を吸って生きる種族エピキュリアンが、「ニンゲン」のご主人様となり共生する学園を舞台に、乙女たちの妖しい物語が展開されていく。田口ホシノ「まがつき」、アトラス原作によるみずのもと「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス Side:P4」、小原ヨシツグ「ガタガール」は最終回を迎えた。