電通と電通国際情報サービスは2月20日、平成28年度総務省実証事業「高度な映像配信サービス実現に向けた調査研究の請負」の一環として、映像配信高度化機構の協力のもと、高精細4Kデジタルサイネージの実証実験「4K@SHIBUYA」を実施すると発表した。

2016年2月の電子情報技術産業協会(JEITA)の発表によると、2020年には国内フラットパネルテレビ市場において4K(対応)化率が70.5%まで拡大するという。

これに伴い公共スペースなどのパブリックディスプレイも急速に高精細化が進むと考えられており、今回の実験は、高度映像技術の採用に伴う大容量配信の技術・インフラの要件、高精細映像におけるコンテンツのあり方、動画広告のあり方について検証することを目的とする。

同実証実験の開催場所は、再開発や観光インバウンドで注目される渋谷の「渋谷マークシティ 1Fイベントスペース・4F COIN SPACE by 渋谷区観光協会」で、2月24日から26日までの3日間実施。上映コンテンツは、観光スポットやイベント、商店など魅力あふれる渋谷ならではの映像のほか、25日26日には渋谷区をホームタウンとするプロバスケットボールB.LEAGUEのサンロッカーズ渋谷」のリーグ戦を青山学院記念館から4K映像でライブ配信する。