2月11・12日に千葉・幕張メッセで開催された「闘会議2017」では、ゲームの歴史を作った名機や名作ソフトが集合した「レトロゲームエリア」が登場した。

「レトロゲームエリア」エリアでまず目を引いたのが、通常の1,000倍サイズという巨大なレトロゲームコントローラー。毎回ファミコンのコントローラーは登場していたが、今回はスーパーファミコン版も設置され、多くの来場者が足を止めていた。大スクリーンで楽しめる巨大コントローラーは、キチンと十字キーやABボタンを押すことが可能で、1人で操作や協力して操作することで楽しめる。もちろん、スーパーファミコン版にはLRボタンが備わり、格闘ゲームでは熟練の技が要求される。

プレイできたのは、ファミコン版では『ロックマン』『グラディウス』『スーパーマリオブラザーズ3』、 スーパーファミコン版では、『スーパーマリオワールド』『ストリートファイターⅡ ターボ ハイパーファイティング』『スーパーマリオカート』の各3タイトル。特に『ロックマン』は通常プレイでも超難易度を誇り、秒殺に終わるプレイヤーも多かった。ちなみに、プレイするための列は最大120分以上だったという。

「ゲームの歴史を作った名機・名ソフト!!」ブースでは、PCエンジンの「PC原人」やメガドライブの「ガンスターヒーローズ」、セガサターンの「バーチャファイター2」など往年のゲーム機&名作ゲームがズラリ。また、最近ではめったにお目にかかれないカセットビジョンJr.の「きこりの与作」、Atari2600の「Kaboom!」、スーパースコープを使用し、ブラウン管テレビでプレイする「ヨッシーのロードハンティング」なども注目を集めた。また、NINTENDO64の「マリオカート64」も人気で60分待ちの盛況ぶり。

さらにアーケードゲーム試遊ブースでは、「ゼビウス」「アルカノイド」「ファイナルファイト」「METAL SLUG」「真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変」など名作ゲームをプレイすることができた。

また、マリオやテレサ、カービィといったレトロゲームキャラのドット絵をアイロンビーズで制作する「ドット絵ビーズ」ブースも設置。来場者は見本を見ながらカップの中のビーズを1つ1つ型にはめ、完成作品をブローチとして持ち帰っていた。

そのほか「歴代年表」ブースでは、壁一面にゲーム年表に加え、今年から『ファミ通』の歴史も織り込まれていた。今回も年表にはゲームの思い出を書いた付箋を貼り付けることができ、最終日には来場者の思い出たちが年表を埋めつくしていた。