アライドテレシスは、ファーストイーサネット・インテリジェント・スイッチである「CentreCOM Secure HUB 『AT-FS980M/9』」を2月20日から出荷開始する。価格は6万2000円(税別)。

Secure HUB FS980M Series

新製品は、10BASE-T/100BASE-TXポートを8ポート、SFPスロットと10/100/1000BASE-Tのコンボ・ポートを1ポート装備。

同シリーズは、ハードウェア・パケット・フィルタをサポートし、QoSやACLによるきめ細かなトラフィック制御が可能という。また、多様な認証機能をサポートする。

なお同シリーズは、多くの導入実績を持つという「AlliedWare Plus」(AW+)をOSに採用しており、モジュラー・アーキテクチャによる高い堅牢性を実現しながら、業界標準コマンドへの準拠により他社製品からのスムーズな移行を可能にするという。

さらに、同社独自のネットワーク統合管理ソリューションである「AMF(Allied Telesis Management Framework)」に対応しており、他の同社製スイッチやルーターとの統合管理も容易とのこと。

同製品の動作温度は最大50℃に対応しており、高負荷環境への設置が可能だという。またファンレス設計のため、ホコリの吸い込みなどによる障害への不安も無く、オフィスやデスクトップなど、使用場所を選ばないとしている。

セキュリティ機能では、IEEE 802.1X認証/Web認証/MACアドレスベース認証や、これらの認証方式の同一ポート上での混在を可能とするTri-Auth機能などに対応。

また、通信内容を暗号化し安全なリモート・アクセス環境を実現するSSHや、ネットワークの集中管理・運用面においても安全性と利便性を両立するSNMPv3の暗号化・認証機能など、セキュリティ機能をサポートする。