映画「3月のライオン」二海堂晴信役の染谷将太(左)、桐山零役の神木隆之介(右)。 (c)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

羽海野チカ原作による実写映画「3月のライオン」の撮影が都内で行われた。コミックナタリーではその模様をレポートする。

2016年5月に東京・将棋会館で行われた撮影の現場には、主人公のプロ棋士・桐山零役の神木隆之介らに加え、二海堂晴信役の染谷将太の姿も。撮影されたのは獅子王戦トーナメントの対局シーン。何組もの棋士たちが向き合う中、二海堂が鬼気迫る表情で将棋盤をにらむ姿もカメラで捉えられた。

零と同じくプロ棋士である二海堂は、幼い頃から切磋琢磨してきた零のことをライバルかつ“心友”と勝手に呼ぶ仲。難病を抱えているが、人一倍明るく前向きな性格で、誰にも負けない将棋への情熱を持っている。ふくよかな体型の二海堂に扮するため、染谷は特殊メイクで変身。そんな染谷への気遣いから、撮影現場の温度は低く設定されており、「(温度は)“二海堂合わせ”で!」とスタッフの声が飛ぶ場面も。

監督の大友啓史は「この作品はみんな等身大に近いキャラクターだから、最初は二海堂(役の俳優)にも本当に太ってもらわなきゃ駄目かなと思っていました」と当初のイメージを明かす。しかしさまざまなアイデアを出すうち、二海堂役の俳優には特殊メイクを施して演じてもらうことに。二海堂役のポイントについて「目の表情が勝負」と熱弁する大友。一見クールな芝居の多い染谷が二海堂を演じるという面白さから起用に至ったと述べ、撮影中はモニターに映る染谷の姿を見ながら「かわいいんだよ」と目尻を下げていた。

映画「3月のライオン」の前編は3月18日、後編は4月22日に全国公開される。

(c)2017 映画「3月のライオン」製作委員会