トッパン・フォームズは2月7日、顧客のビッグデータ分析・活用業務を最適化し、マーケティング活動を活性化する「データ分析システム改善ソリューション」の提供を開始すると発表した。

同ソリューションでは、企業の既存システムに「データマート」を構築してデータ分析業務を効率化するとともに、レポート作成の自動化や可視化ツールの導入を低価格かつ短期間で行う。これにより、データ抽出から加工・集計、レポート作成にかかる工数を削減し、データ分析業務を大幅に効率化できるという。

導入後の業務フロー

導入の流れは、「導入コンサルティング・改善プランの策定(顧客のデータ分析業務のフローやシステム環境を確認の上、改善プランを検討・策定)」「データマート、自動化・可視化ツールの開発(改善プランに合わせて顧客のシステム環境にデータマートの構築と自動化・可視化ツールを導入)」「運用開始(プログラムの稼動テストやレポートの整合性テストを実施後、運用開始。同社データサイエンティストによる保守管理(オプション)を実施)」。

導入費用(税別)は、データマート構築が500万円から、レポートの自動化が200万円から。構築日数は約3カ月。

同社は今後、同ソリューションを2018年度までに15社に提供し、ソリューションを加えたマーケティング支援ソリューション全体で2億円の売り上げを目指すとしている。