鹿児島県と佐川急便は2月7日、鹿児島県の地域社会の発展および活性化並びに県民サービスの向上を目的とした「地域活性化包括連携協定」を締結したと発表した。なお、鹿児島県において、運輸業との包括連携協定締結は佐川急便が初となるという。

主な協定内容としてしては、観光・ビジネス客等の利便性向上や魅力発信、県産品の流通支援や県産品のPR・消費拡大への協力、県内の交通インフラを活用した物流振興への協力、災害時の輸送等協力、見守り活動への協力、働く女性の活躍推進など。

(左)佐川急便取締役 石川 秀範氏、(右)鹿児島県知事三反園訓氏

佐川急便では、観光振興については、訪日観光客の利便性向上を目的に「手ぶら観光」サービスの拠点を拡大。2014年にはグループ横断の先進的ロジスティクス・プロジェクトチーム「GOAL(GO Advanced Logistics)」を発足させ、一貫した総合物流ソリューションの提案を行っている。農商工振興については、地場産業の製品や農水産物の物流改善並びに輸出促進など、新たな価値の創造や最適ソリューションを提供している。