LCCのバニラエアは3月26日より、7番目の国内線となる関空=奄美大島線を開設する。関空発着の国内線としては、2月18日に就航予定の成田線、3月18日の函館線に続く3路線目となり、函館線および奄美大島線はバニラエアだけが運航する単独路線となる。

関空=奄美大島線は4,780円~

航空券は1月12日14:00より、バニラエア公式ウェブサイトや予約センター、各種航空券検索サイトにて発売を開始する。3月26日~10月28日における関空=奄美大島線の運賃は、シンプルバニラ(片道)が4,780円~(ピーク時:5,880円~)、コミコミバニラ(片道)が6,780円~(ピーク時:7,880円~)となる。

九州本土の南に位置するトカラ列島と沖縄諸島との間に連なる奄美群島に属する奄美大島は、その豊かで独特な生態系から"東洋のガラパゴス"とも称されている。今春には同じく奄美群島の徳之島などと共に「奄美群島国立公園」として国立公園に指定されることが決まっており、2018年には「奄美・琉球」としてユネスコ世界自然遺産登録を目指している。

運航スケジュールと運賃

代表取締役社長の五島勝也氏は、「成田=奄美大島線の就航から約2年7カ月、奄美大島はANAグループの一翼としてレジャー・リゾート路線の開拓を担う弊社にとってひとつのシンボルと言っても過言ではない就航地になりました。熱帯の息吹に包まれたマングローブの原生林や宝石のように美しく澄んだ紺碧の海、吸い込まれそうな満天の星空など、奄美大島、そして奄美群島だからこそ全身で感じられる大自然のパワーと癒やしを関西にお住まいの皆さまにもご体験いただきたいと思います」とコメントしている。

なお、新規路線開設記念セールとして、1月12日14:00~1月18日23:30の期間限定で「わくわくバニラ」を発売。新設される関空=奄美大島線のほか、成田=新千歳/台北(桃園)線の3路線で展開する。対象の搭乗期間は2月6日~6月30日(路線によって異なる)。

片道運賃は関空=奄美大島線が1,980円~、成田=新千歳線が2,980円~、成田=台北(桃園)線が3,980円~となる。ピーク時(3月26日~4月3日、4月28日~5月8日)など一部除外日もあり、別途支払手数料と旅客施設使用料が必要となる。