リコーは1月5日、クラウドに対応したソリューションのニーズの高まりを受け、開発パートナーと協業し、複合機連携クラウドソリューションの展開を強化すると発表した。

複合機連携クラウドソリューションの概要

具体的には、パートナーに対してリコー製複合機との連携ソフトウェアの開発・販売を支援するRicoh Developer Programにおいて、RICOH SmartSDKを提供するなど、クラウドサービスを提供するパートナーと連携したソリューション開発を強化する。

リコーはこれまでもサイオステクノロジー、きりん、Boxなどのパートナーと連携しており、今回新たに、コンカーと連携し、経費精算・管理を効率化する複合機連携クラウドソリューションを2017年2月より提供する。

複合機連携クラウドソリューションとして、「RICOH カンタン入出力」では、複合機からオンラインストレージサービスのBoxに保存したデータをプリンタードライバーを経由せず直接プリントしたり、複合機でスキャンしたデータをBoxにそのまま保存したりすることができる。

また、「きりんスキャン」では、保険証や紹介状、紙カルテなどの紙の書類を複合機でスキャンし、クラウドの電子カルテシステムに簡単にひもづけることができる。