2017年の年頭にあたり、セールスフォース・ドットコムの代表取締役会長兼社長を務める小出伸一氏は、以下の年頭所感を発表した。

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

日本は人口減少社会に突入し、激しいグローバル競争のなかで持続的な成長を実現していくためには、クラウド、ソーシャル、モバイル、IoT、人工知能といったデジタルテクノロジーを駆使して、人々の働き方を変革し、生産性を高めていくことが不可欠です。

また、このようなテクノロジーの普及は、あらゆるヒト、モノ、コトをスマートにつなげ、企業と顧客との関係を一変させます。消費者同士がつながりを深め、顧客が企業に対して優位になる「顧客の時代」が到来し、企業は一人ひとりの顧客にパーソナライズしたカスタマーエクスペリエンスを提供していくことが求められます。

2017年、セールスフォース・ドットコムは、私たちのコアバリューである「信頼、成長、イノベーション、イクオリティ」の4つの価値を追求し、お客様のデジタルトランスフォーメーションの戦略パートナーになることを目指します。営業、サービス、マーケティングなどの現場で最先端のAI機能を活用でき業務効率を高めるSalesforce Einsteinを組み込み、お客様の成功を支えるプラットフォームの提供に注力するとともに、パートナー企業や投資先とのエコシステムの強化、社会貢献活動などを通じて、日本社会の発展に貢献してまいります。

「お客様とともに進む、ともに目指す」。お客様、パートナー企業の皆さまには、本年もより一層のご高配を賜りますようお願い申しあげます。