お掃除完了!

作業開始から3時間強、ついに掃除が終了した。綺麗になったキーボードがこちらだ。

驚くほど綺麗になった

ビフォー(左)&アフター(右)。別物!?と思わせるレベルで汚れが取れている

オマケ・国内未発売キーボードを拝見

今回、オマケとしてLEOPOLDの国内未発売サンプル製品を見せてもらった。アーキサイトは、静電容量無接点方式を採用している東プレ「REALFORCE」シリーズの販売代理店であるが、東プレ製スイッチを採用したLEOPOLDのキーボード「FC660C」シリーズの正規販売も担当している。

LEOPOLDの「FC980C」

見せてもらったサンプル製品は、LEOPOLDの「FC980C」というモデル。「FC660C」シリーズと同じく製造は東プレで、キースイッチにも静電容量無接点方式が使われている。テンキー付きのフルサイズキーボードながら、独自の新配列でテンキーレスモデルに近い小型サイズが特徴だ。日本では1月中旬頃から販売開始する予定という。

フルサイズキーながら、同社のテンキーレスキーボード「ProgresTouch RETRO TKL」より若干大きい程度に収まっている

掃除を終えて……

3時間強にわたるキーボード掃除を終え、木村氏は「達成感ありますね。あれだけ汚いと。やってやったな感があります」と笑顔。キーボードのお手入れは、ここまで洗わずとも、常日頃ウェットテッシュやマイクロファイバーでキーを拭くだけでも良い状態を保つことができる。

キーボードの買い替え時は、製品や使い方によっても異なるが、今回の汚さであれば買い替えを検討しても良いレベルとのこと。

買い替え目安のひとつは「タッチ感が悪くなったかどうか」。メンブレンでは、数年で接点シートが変質し打鍵感が悪くなる。キーを打った時に「どうも感触がおかしい」と感じた時が買い替えどきになる。

また、単に買い換えるのではなく、「キーキャップを変えてみるのもおすすめ」という。メカニカルキーボードでは、キー部分だけを変えられる換装用キーがオプションで販売されていることが多い。「気分を変えたい時や仕事のモチベーションを上げたい時などに試してみては。デスクの雰囲気もかなり変わります」(木村氏)。キーキャップの換装は、元のキーを抜いて、新しいキーをはめるだけの作業なので、興味がわいた方は、換装用キーキャップがあるかどうかを確認した上で、楽しんでみるのもオススメだ。

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世の中にはいろいろなキーボードがあり、キーボードの掃除方法もまた、キーボードによってそれぞれ。今回の情報が、読者の方々のQOK(quality of Keyboard)向上に役立てば幸いです。皆様、良いお年をお迎えくださいませ。そして来年も、良いキーボードに出会えますよう。