トリップモールは12月23日、スカイツリーを眺めながら露天風呂に入れる宿泊施設「葡萄の長屋(ぶどうのながや)」を、東京都墨田区京島にオープンする。

屋上に大胆に露天風呂を設置した「葡萄の長屋」がオープン

同施設は、新木場スタジオコースト(ageHa)などの設計にも携わった金谷直政氏が設計を担当。浅草から電車で5分、曳舟駅を降りて南東に6分ほど歩いた場所に立地している。

屋上に露天風呂を設置することで、入浴客がスカイツリーを眺めながら優雅な時間を過ごすことができるようにした。浴槽は国産ヒノキ100%。浴槽に入ると周りの景色が消え、ちょうどスカイツリーだけが顔を出すよう設計されているという。

スカイツリーを眺めながら露天風呂に入れる

客室は、1階はシングルベッドが2つの洋室を用意。天然の竹からこぼれる柔らかい光が心地よさを演出する。バリアフリー設計となっており、トイレや風呂場、入り口の段差がないので高齢者にも安心とのこと。

バリアフリー設計の1階客室

2階・3階の部屋には、ソファーや小上がりの畳を備えた和洋折衷のデザインを採用。夜は小上がりに布団を敷いて就寝する。フロントには受付猫の「ホクト」がおり、ゲストを出迎える。

和洋折衷デザインの2階・3階客室

受付猫の「ホクト」がフロントでお出迎え

また歩いて3分の場所には、"知る人ぞ知る名物商店街"だという「きらきら橘商店街」が立地。同商店街は全国「がんばる商店街30」にも選ばれ、自家製シャーベットの店「マチヤス」や"The 下町おでんの店"「大国屋」、たこ焼き屋「こんこん」、"谷根千"を思わせるおしゃれなカフェ「すみまめカフェ」などでのショッピングや散策を楽しめるとのこと。

「葡萄の長屋」外観

設計者の金谷直政氏

「葡萄の長屋」表看板

客室数は3部屋。営業時間は、宿泊の場合はチェックインは15時以降、チェックアウトは10時前となる。日帰り入浴の場合は、17時~18時・18時~19時・19時~20時の各時間帯から利用時間を選択する。宿泊料金(税別)は、露天風呂の入浴料込みで1人1万円、2人1万2,000円、3人1万4,000円。なお、入浴は部屋ごとに1時間以内となる。日帰り入浴の料金(税込)は3,000円。