箱根登山鉄道は5日、箱根登山電車「アレグラ号」に2両固定編成の3100形を導入すると発表した。2017年4月の竣工、同年5月からの営業運転開始を予定している。

2両固定編成となる箱根登山鉄道3100形「アレグラ号」

3100形の車体はステンレス製。2014年11月にデビューし、2015年の鉄道友の会ローレル賞に選ばれた3000形と同様、岡部憲明アーキテクチャーネットワークが車両デザインを担当する。1両あたりの最大寸法は3000形と同じく長さ14,660mm、幅2,568mm、高さ3,961mm。客室の長さは3000形(両運転台)の11,340mmに対し、3100形(片運転台)は12,460mmに広がった。3100形の1両あたりの自重は35.0トン(3000形は35.6トン)。

定員(通常時)は3000形の75人(座席36人・立席39人)に対し、3100形は1両あたり82人(座席40人・立席42人)に増加。2両固定編成の定員は164人となる。連結部分の運転台をなくし、大型化した窓を設けることで、箱根の雄大な自然や、箱根登山電車の特徴である急曲線の走行シーンを間近で楽しめるという。

3100形は片運転台となり、連結間の窓が大型化された

「アレグラ号」3100形は2両(クモハ3100形・クモハ3200形)製造され、2両分の総製造費は約6.2億円。3000形と連結した3両編成での運行も可能で、輸送力の増強が図られる。