エン・ジャパンは11月25日、ミドル世代の転職活動を支援する転職サイト「ミドルの転職」上で、「地方で働くこと」についてアンケート結果を発表した。調査は9月30日~10月31日、サイトを利用している東名阪の三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、京都、奈良)在住のユーザー682名を対象にインターネットで行われた。

地方で働くことに「興味がある」は59%

「地方で働くことに興味はありますか?」

「地方で働くことに興味はありますか?」と聞いたところ、59%が「興味がある」と回答。昨年行われた同調査より10ポイントマイナスという結果になった。希望するエリアで人気が高いのは「九州・沖縄エリア」(23%)、「北信越エリア」(16%)、「中国・四国エリア」(11%)だった。

「(地方で働くことに興味がある人)具体的に行きたいエリアはどこですか?」

地方で働く際に不安な点を聞くと、「働き口が少なく、転職先が見つからなそう」(65%)、「給与減少の可能性がある」(35%)、「交通の利便性が悪そう」(11%)、「家族の理解が得られない」(10%)、「友人とのつながりがなくなる」(6%)などが挙げられた。

「(地方で働くことに興味がある人)地方で働く上で、不安や懸念はなんですか?」

地方で働くにあたり妥協可能な条件については、「交通の利便性」(41%)、「役職・ポジション」(37%)、「給与の減少」(34%)、「友人とのつながり」(32%)、「レジャー・娯楽施設の減少」(31%)が多く票を集めた。

「(地方で働くことに興味がある人)地方で働くにあたり、妥協可能な条件はなんですか?」

地方で働くことに興味がない人に、どのような条件であれば地方で働いてもよいか聞くと、「やりたい仕事内容である」(63%)、「給与のアップ」(59%)、「交通の利便性が良い」(37%)、「賞与のアップ」(33%)、「家族と同居できる」(32%)となった。

「(地方で働くことに興味がない人)どのような条件であれば地方で働いてもよいですか?」