キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、両面対応のキヤノン電子製のネットワークスキャナー「imageFORMULA ScanFront 400」を12月1日に発売すると発表した。価格は22万8,000円(税別)。

「imageFORMULA ScanFront 400」

同スキャナは、PCレスで共有フォルダへの保存、ファクス送信、プリンタ出力など、6つのスキャン機能を提供するのが特徴。また、用紙サイズ自動検知、斜行補正、原稿サイズや画像の傾きを検知・補正、白紙スキップ、文字向き検知などの機能を搭載し、紙文書のほかに、薄紙、免許証、会員証などのプラスチックカードのスキャンにも対応する。

今回新たに発売する「imageFORMULA ScanFront 400」は、2013年11月発売の「imageFORMULA ScanFront 330」の後継機種で、タッチ対応のパネルが330の8.4インチから10.1インチに大画面化したほか、スキャン機能が向上し、カラー・モノクロいずれも毎分45枚(330は毎分30枚)の高速スキャンを実現している。

旧モデルとの比較

光学解像度は600dpiでインタフェースは10Base-T/100BaseTX/1000Base-T、USB 2.0×3。

同社では主な用途として、金融機関や医療機関、官公庁の文書処理・管理、窓口での登録、流通市場における発注業務などを想定している。