資生堂ジャパンはこのほど、「おばと姪の関係性」に関する意識・実態調査の結果を発表した。

おばの呼び名は「○○ちゃん」

中学生の姪がいる女性に、「姪に何と呼ばれているか」と質問したところ、「○○ちゃん」が56.0%、「おばさん」が11.2%、「あだ名」が10.2%と続く。

「姪に悩みを相談されることがあるかどうか」の質問では、「ある」と答えたおばが45.6%と半数近くにのぼった。一方で、おば自身が中高生時代に「おばに悩みを相談したか」という質問では、「ある」と答えた人が15.8%にとどまった。また、相談内容については、1位が「進路・勉強の悩み」で49.9%、2位が「家族の悩み」で36.4%、3位が「友達の悩み」で34.9%となった。

中高生がもらいたいプレゼント1位は「化粧品・美容グッズ」

「姪にプレゼントを贈ったことがあるかないかに関わらず、今後プレゼントを贈りたいか、あるいは贈り続けたいか」を尋ねた質問では、94.6%もの人が「贈りたい」と答えていた。

「姪へのプレゼントにいくらまで使っていいと思うか」という質問では、平均が1万178円だった。未既婚別にみると、既婚女性は8,317円だったのに対して、未婚女性は1万6,892円とおよそ2倍近い金額となった。

「姪へのプレゼントにいくらまで使っていいと思うか?」

「昨年のクリスマスに姪にクリスマスプレゼントを贈ったかどうか」を聞いたところ、6割(57.7%)の人が「贈った」と回答した。特に、未婚女性の場合、7割にものぼる女性が姪にクリスマスプレゼントを贈っていた。一方、彼女たちに、「ご自身は中高生時代にクリスマスプレゼントをもらったか」と尋ねた質問では、もらったことがあるのは僅か23.1%で、現代と比較すると半数以下となった。

中高生に、「おばからもらってみたいプレゼント」を尋ねたところ、1位が「化粧品・美容グッズ」で45.0%、2位が「アクセサリー」で25.0%、3位が「バッグ・ポーチ・小物入れ」(24.0%)となった。

一方で、「昨年のクリスマスにおばからもらったプレゼントは何ですか?」との質問では、1位が「洋服」で36.4%、2位が「マフラー・手袋」と「バッグ・ポーチ・小物入れ」で共に20.5%となり、衣類をプレゼントにもらう中高生が多いことがわかった。

調査は、2016年10月28日~31日、対象は姪のいる30~50代の女性1,000名とおばのいる女子中高生100名。