プレイドは11月24日、同社が提供するWeb接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」において、システムインテグレータが提供するECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」との連携を開始したと発表した。

SI Web Shoppingは、1100サイトの導入実績を持つECサイト構築パッケージ。柔軟なカスタマイズ性と、堅牢なセキュリティが特長で、大規模なECサイトやこれから拡大を狙う中規模サイトを中心に導入されているという。

KARTEは、Webサイトに数行のコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析し可視化することができ、個々の来訪者にあわせた接客をウェブ上で実現するサービス。これまでは見えなかったサイト訪問者を個人単位で可視化するだけでなく、個客に合わせたリアルタイムな接客を自動応答で実現する。

今回の連携により、SI Web Shoppingを利用するEC運営事業者がKARTEをより容易に導入できるようになる。

KARTEの利用を開始すると、来訪者の閲覧ページ・訪問回数・遷移ページ数などのアクセス情報や、購入商品・購入金額などの購買情報だけでなく、氏名・性別・誕生日・メンバーランク・ポイントなどの会員情報が来訪者単位で把握でき、過去の情報から来訪時の行動までをもとにして接客が可能になる。

プレイドとシステムインテグレータは今後、SI Web Shoppingを利用する店舗が、KARTEをより容易に導入できるよう、連携を強化する方針だという。