静岡市、静岡ガス、パナソニックの3者は11月2日、「静岡型水素タウン」の実現に向けて包括連携協定を締結したと発表した。

静岡市では、水素エネルギーを利活用したまちづくり「静岡型水素タウン促進事業」を重点事業として位置付けている。同協定は、「静岡型水素タウン」の実現に向けて、民間事業者および静岡市が包括的な連携のもと各種研究開発を行うとともに、官民による強固なパートナーシップを構築することを目的に締結された。

今後は、静岡ガスが建設を進める定置式水素ステーション内で、水素を燃料とする純水素型燃料電池の実証実験を実施するほか、効果的な水素エネルギーの利活用を検討していくという。