シチズンマシナリーは10月24日、機械とネットワークを活用した技術ノウハウを提供する「alkapplysolution」の新サービス「alkartliveLITE」と「alkartbox」を発表した。

「alkartliveLITE」と「alkartbox」の連携イメージ

「alkartliveLITE」は、工場で稼働している複数の生産設備をネットワークに接続して、さまざまデータを収集・蓄積・見える化することができるサービス。2014年に発表した従来の監視システム「alkartlive」から、NC旋盤のみに機能を絞りこむことで従来よりも低価格を実現した。また、シチズンマシナリーが顧客の要望に応じて蓄積したデータを分析しフィードバックできるサービスなど、最適なネットワークシステムをトータルでコーディネートする。

一方、「alkartbox」はクラウド型のサーバーに各種データをバックアップすることが可能となるサービスで、どこからでもファイルの確認や編集ができるほか、「alkartliveLITE」と組み合わせて使用することで高価なサーバを用意することなく蓄積したデータをバックアップすることが可能となる。

提供開始は「alkartliveLITE」が2017年4月、「alkartbox」が2016年12月の予定。なお、新サービスは11月17日から東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2016」に出展される。