住友電工情報システムは10月19日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowII クラウドサービス」において、スマートフォン利用機能の強化や、API連携のオプション機能を追加したと発表した。

楽々WorkflowII クラウドサービス

楽々WorkflowII クラウドサービスは、電子承認、電子決済を実現するクラウドサービス。今回の機能強化・追加により、Android向けWebブラウザの「Chrome for Android」での利用に対応した。また、スマートフォン利用者の要望に応え、自分に関係するワークフローの状況をガジェットで直感的に確認できる機能を追加。自身への承認待ち回覧、差戻しなどの件数を確認できる。

さらに、顧客企業の既存システムからAPIを使って、楽々WorkflowII クラウドサービスを直接利用できるオプションサービスを提供。これにより、顧客は自社システムのワークフロー基盤として、会計システムとの連携など新しい用途へ活用できるとしている。

あわせて、画面作成機能を強化。一覧入力形式の行のコピー&ペースト、一覧入力形式で数値項目を合計するなど計算ロジックの設定、リッチテキストでアンダーライン装飾とリンク表記の新しい設定を追加する機能、各申請書のフォルダに設定している複数の決裁経路や各種ロジックをExcelにまとめて情報出力する機能などが追加された。これにより、画面操作を何度も繰り返して確認する必要がなくなり、作業の効率化が図れるという。

提供価格は、初期費用が5万円、月額基本料金が1万円、月額利用料金が1ユーザーあたり500円。帳票を利用する場合は、帳票利用サービス初期費用3万円が別途必要となる。