ソースポッドは10月19日、クラウド標的型メール対策「SPC Mailホールド」のオプションとして、必要なメールにのみポリシー適用が可能になる「フィルタリングオプション」を2017年3月にリリースすると発表した。

クラウド標的型メール対策「SPC Mailホールド」概要

SPC Mailホールドでは、スパム・ウイルス対策に加え、全ての受信メールの添付ファイルを分離し、メール無害化画面上で、送信元情報の脅威度、添付ファイル情報の脅威度を確認し、ポリシーで許可された場合のみ添付ファイルをダウンロード取得する仕組みを提供している。そのため、標的型メール攻撃の主な傾向を未然に防げるという。

一方、全てのメールに対して添付ファイルを分離してポリシーを適用する点は、運用上課題となるケースもあったが、今回発表した「フィルタリングオプション」を利用することで、添付ファイルの拡張子、受送信者アドレス・ドメイン、ヘッダー情報などでポリシー適用の有無を判別できる。これにより、既存のメールシステム環境への標的型メール対策の適用だけでなく、運用を考慮した標的型メール対策の適用ができるとしている。

提供価格(税別)は、1ユーザーあたり月額600円。2017年3月末までに導入した場合、永続的に月額300円で利用できるキャンペーンを実施している。