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fossBytesに10月15日(米国時間)に掲載された記事「7 Best Features Of Ubuntu 16.10 Yakkety Yak」が、先日公開されたUbuntuの最新版となる「Ubuntu 16.10 Yakkety Yak」の主な新機能を伝えた。Ubuntuは人気の高いLinuxディストリビューションの1つ。

紹介されている新機能は次のとおり。

  1. Linuxカーネル4.8を採用(いくつもの新しいセキュリティ機能、XFSの改善、Birtfsの改善、Nvidia Pascalのサポート、AMD OverDriveのサポート)
  2. Nautilus 3.20の導入(複数のバグ修正、ファイルショートカットウィンドウの導入、新しくデザインされた検索フィールドの導入)
  3. systemdにグラフィカルデスクトップセッションを起動する機能を追加(これまでUpstartが担当していた機能をsystemdへ移行中。このバージョンではUpstartはまだ残っている)
  4. gpgバイナリをgnupg2へ入れ替え
  5. GNOME 3.20の導入(多くのアプリケーションは3.22を前提として用意されており、すぐに3.22へのアップグレードの提供か開始される見通し)
  6. Unity 8デベロッパプレビューの導入
  7. 各種アプリケーションのアップデート(LibreOffice 5.2.2、Mozilla Firefox 49、Shotwell 0.22、GNOME Terminal 3.20、Thunderbird 45、Ubuntu Software 3.20、Rhythmbox 3.4.1など)

近年、デスクトップとして利用されるLinuxは徐々にそのシェアを増やしており、強い成長傾向を見せている。デスクトップ向けオペレーティングシステムのシェアとしてはWindowsが圧倒的なシェアを確保しているが、最近のLinuxディストリビューションのシェアはデスクトップオペレーティングシステムとしては無視できないレベルまで増えてきている。