ウイングアーク1st、jig.jp、メガネスーパーの3社は10月12日、IoT/オープン・データ/スマートフォンを利用するポスティング(各家庭のポストへのチラシ投函)の有用性の検証を行う実証実験を、10月14日から福井県鯖江市に設置するメガネスーパーの仮設店舗周辺で実施すると発表した。

実証実験のイメージ

同実験では、IoTの仕組みを利用し収集した位置情報と属性データの価値を、企業のビジネスにどのように繋げられるかという点が、大きな目的になるという。

具体的には、メガネスーパーが販売・マーケティング活動を進める上で注力する販売活動であるポスティングにおいて、作業者がウイングアーク1stが提供するモバイル・センサー・アプリである「IoT Agent」と、jig.jpが提供するスマートフォン用アプリである「ポスティングヘルパー」を導入したスマートフォンを所持することで、どの場所で作業を実施しているか、作業者がどのような状態かという点をリアルタイムに把握するとのこと。 また、この時に取得したデータをウイングアーク1stが提供するBIダッシュボードである「MotionBoard」で分析し、今後のポスティング活動に有効利用するとしている。

なお、今回の実証実験には、ポスティング・ターゲット地域の特定やポスティング業務に、鯖江市のオープン・データを利用しているとのこと。

実験の期間は10月14日から20日までだが、ポスティング作業は14日のみに実施する。