凸版印刷は10月11日、企業向け(BtoB)デジタルカタログ閲覧サービス「iCata(アイカタ)」の新しいサービスとして、iCataアプリ内に自分が作成した提案書などの資料を登録し、企業が配信するカタログと同じように管理・閲覧できる「iCata キャビネット」を開発した。iCata 会員向けに有料サービス(iCata プレミアムサービス)として提供開始する。

サービスイメージ

今回開発した「iCata キャビネット」により、こ企業から配信される公式のデジタルカタログと、利用者自身が作成した様々な資料を同じように扱うことが可能になり、登録した資料をタブレット等で閲覧したり、移動中にまとめて確認したり、プリントして一緒に手渡すなどができるようになる。データはクラウド上に保存される。

これまで、利用者自身が作成する資料については、複数のアプリケーションや紙の資料を併用する必要があり、管理が分散していた。利用者はiCata プレミアムサービスに申し込むことにより、iCata上で企業の配信するカタログと、利用者が作成する資料を扱えるようになり、管理場所が1つに集約、操作方法も統一される。

iCata キャビネットに登録した資料は、iCata 上で企業から配信されるカタログと同様に管理・閲覧でき、カタログに対して利用できる「棚」や「しおり」などのiCata の様々な機能を、キャビネットに登録した資料に対しても利用できる。価格は月額1,500 円(税別、キャビネット容量50GBまで)。