キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は9月29日、サービス事業者向けのメール情報漏えい対策ソフトウェア「GUARDIANWALL Cloud Edition」の新バージョンを10月20日より提供開始すると発表した。

「GUARDIANWALL Cloud Edition」は、サービス事業者向けにマルチテナントやスケールアウトなどのクラウド環境に求められる機能を備えたメールフィルタリング・アーカイブソフト。

「GUARDIANWALL Cloud Edition」の運用イメージ

今回のバージョンアップでは、さまざまな利用者が簡単に使えるよう、管理画面の刷新とレポート機能の強化が行われた。例えば、レポート機能においては、利用実態のレポートを統計・グラフでわかりやすく表示できるようになったほか、グラフをクリックすることでドリルアップ・ダウンの表示が可能になった。

また、メールフィルタリング/アーカイブ機能の強化がされ、送信メールの添付ファイルを自動的に暗号化する機能、複数宛先の一斉送信メールの宛先をBCCに変換して誤送信を防止する機能、フィルタリング適用時に指定アドレスへBccとして転送する機能が追加された。

さらに、マイナンバー対応として、個人情報検査機能が搭載された。

年間利用料金(税別。契約期間1年)はユーザー数によって異なり、ユーザー数50の場合は、62万4000円となっている。