DJI、500mlペットボトル大まで折りたためる新ドローン「Mavic Pro」発表

ドローン大手のDJIは9月29日、折りたたみ可能な個人向けドローン「Mavic Pro」を発表した。

Mavic Proは同社が「(DJI史上)最もコンパクト、高機能、軽量」とする製品。ジンバルカバーを含んでも743kgと軽量で、500mlペットボトルサイズまで折りたためることが特徴。一方、最高65km/hで飛行でき、連続飛行時間も約27分と高い飛行性能を有している。

機体に24個のプロセッサーと5つカメラセンサーを搭載し、2種類の衛星測位システムに対応するため、屋内外問わずさまざまな環境で正確にポジションを把握するほか、主要センサーをデュアル化することで安全性と信頼性を高めている。カメラは1200万画素の4Kカメラを搭載し、新コントローラーにより最大4kmの伝送が可能(日本仕様)となった。

飛行機能としては被写体を自動で追尾するActive Track、構図を微調整したり屋内で安全に飛行するために速度を抑制するトライポッドモード、ジェスチャーにより撮影をトリガーできるジェスチャーモードなどを備える。さらに、離陸時に地面と周囲の環境をカメラで記録することで、離陸した場所に高精度で帰還・着陸することができる。

DJIのWebサイトですでに販売を開始しており、商品の発送は10月15日の予定。価格は送信機込みで11万9800円で、本体と追加バッテリー2台、予備プロペラなどをセットにしたMavic Proフライモアコンボが15万5800円となっている。