NECネクサソリューションズは9月28日、企業で使用するサーバやネットワーク機器に蓄積されるログを収集・分析し、外部からのサイバー攻撃の脅威や予兆を可視化する「セキュリティログ可視化サービス」を提供開始した。

同サービスは、サーバやネットワーク機器から収集したログを分析ツールにてスクリーニングし、定期レポートとして報告するもの。そのため、顧客がサイバー攻撃に関する専門知識がなくても、脅威の存在や予兆を把握でき、早期かつ適切なセキュリティ対策判断につなげられるという。また、希望する場合は、把握した脅威や予兆に対処するセキュリティ対策ソリューションの提案も行う。

具体的なサービスとして、サーバやネットワーク機器のログを分析ツールにてスクリーニングして、結果を5段階の脅威レベルに分類。その内容は定期レポートメールとして毎日提供する。また、脅威レベルが高い場合には、アドバイザリ(解説)メールを別送する。

セキュリティログ可視化サービスのイメージ図

価格(税別)は、月額6万円。なお、1契約で複数のサーバ・ネットワーク機器が対象となるが、監視できる台数は接続方法によって異なるとのこと。同社では、今後3年間で100社の販売を目指している。