米ロッキード・マーティンは9月23日(現地時間)、航空自衛隊向けステルス戦闘機「F-35A」を米テキサス州にて開催された式典で公開した。

同式典には、日米の政府関係者ら400名以上のゲストが参加。日本の若宮健嗣 防衛副大臣は、「F-35は、マルチロール戦闘機として最先端の機能を備えた最も先進的な航空システム。日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しており、F-35は日本の防衛にとって非常に重要だ」とコメントした。

航空自衛隊は、合計42機のF-35Aを導入するとしているが、そのうち4機はフォートワース工場にて製造され、年内にも日本側に引き渡される予定。残りの38機については、三菱重工の名古屋工場内で組み立て製造が行われる。今年8月24日には、フォートワース工場からの初飛行を完了している。

F-35Aの機体と若宮健嗣 防衛副大臣 (C) Lockheed Martin