ぜんはこのほど、医療・美容・健康業界向けの機器として開発された血流観察装置「BscanZ」を同社が運営するホットヨガスタジオ「ビクラムヨガ」に2台導入した。

ホットヨガ前後の血液の流れを「BscanZ」(画像右)で観察できる ※イメージ

ホットヨガは、室温35~39度前後、湿度60%前後に保たれた室内で行うヨガ。暑いスタジオは外的に身体を温めるので筋肉が伸びやすい。また呼吸が深くなり、血流も促進される効果もあるという。

血液には、酸素や栄養分を全身に運ぶ「血液循環」と、老廃物・痛みの原因となる疲労物質や発痛物質などを回収する「新陳代謝」の働きがある。「BscanZ」は、医療現場でも使用される血流スコープで、ホットヨガの効果の一つである「血流の改善」の効果を数値で確認できる。血管の形や血液の流れ方、血管の背景を確認することも可能だという。

また、生活習慣や体質などもわかるため、受講者も自身の状態を視覚的に見ることができる。インストラクターのカウンセリングもより具体的に理解できるとのこと。変化を実感することで、目標も作りやすくなるという。

「Bscan-Z」を使用した測定は、レッスン受講の前後に実施する。現在、ビクラムヨガのうち、新宿、銀座、川越の3スタジオを巡回している。