グレープシティは9月14日、Web業務アプリケーション開発を支援するHTML5/JavaScript製品「Wijmo」の新バージョン「2016J v2」をリリースした。

新バージョンでは、1レコードを複数行で表示可能なグリッドコントロール「MultiRow」が追加された。

MultiRowは、グリッドコントロールである「FlexGrid」の拡張コントロールとして新たに追加されコントロール。業務アプリケーション上に編集可能な1レコード複数行グリッドを簡単に実現できるという。

また、操作性や機能、コーディング方法はFlexGridと同じで、列レイアウト定義情報を設定するだけで複数行のグリッドを表示することができる。これにより、業務アプリケーションの用途で、グリッドと多段表示グリッドを使い分けることを可能としている。

一覧性の高い画面構築が可能

なお、1レコード複数行表示ではフィールド数が多い場合でも、限られたスペースに必要な情報を効率的に表示可能なため、紙伝票のような整理された使いやすい画面を提供することができる。

Wijmoは定額制のサブスクリプション方式で販売しており、初回費用は「Wijmo Enterprise」の1ユーザーライセンスで9万7200円(税込)、1年単位の更新費用は3万8880円(同)。