FIXERとF5ネットワークスジャパン(F5)は9月8日、両社の協業を通じて、エンタープライズで必要とされるセキュアなクラウドシステムをマイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azure上で構築・支援するセキュリティサービス「cloud.config Secure Cloud」を提供開始した。

「cloud.config Secure Cloud」の第1弾として、F5の認証統合機能・エンドポイントセキュリティ機能を提供するBIG-IP Access Policy Managerと、FIXERが提供するMicrosoft Azureフルマネージドサービス「cloud.config」を組み合わせ、統合ID管理とシングルサインオン(SSO)を実現するサービスを提供する。

今後、「cloud.config Secure Cloud」のメニューとして、DDoS防御やWeb Application Firewall(WAF)など、不正アクセス対策のためのセキュリティ機能も充実させていく予定だ。

またFIXERは、F5がクラウドインテグレータ向けに10月より開始する「クラウドパートナープログラム」に参加する。同プログラムでは、パブリッククラウド環境でのF5ソリューションのサービス化を進めるほか、エンドユーザやクラウドインテグレータに対して導入提案、構築、運用、サポート支援を提供する。

提供価格(税別)は、初期導入費用が380万円から(BIG-IP Access Policy Manager ライセンス費用含む)。別途、Azure利用料、保守サポート料などが必要。