サムライズは、SAP GUIのカスタマイズを可能にする「GuiXT」の新機能「Professional Script Editor」の国内販売を8日から開始する。

GuiXTは、SAPの開発言語である「ABAP」を開発したDr. Gerhard Rodé氏が創設したシンアクティブ社が提供するツールで標準GUIの編集や拡張を可能とする。今回同社が販売する「Professional Script Editor」では、表示中のSAP GUIを直接編集する機能を備え、グループボックスの名称変更、ラジオボタンや不要な入力フィールドの削除など従来スクリプトで行われていた作業をマウスを使ったWYSIWYG(What you see is What you get)で行えるようになるほか、業務処理に必要な複数画面(トランザクション)を同一画面に統合できるなど、生産性の向上が期待できる。

なお、サムライズとGuiXTを国内で提供するファルコンシステムコンサルティングは、昨年11月にパートナー契約を締結し、SAPユーザーの業務効率化やパフォーマンス向上に取り組んでいる。

複数トランザクションの画面統合、同社資料より