マンダムはこのほど、美容師を対象に実施した「顧客の頭皮状態」についての調査結果を明らかにした。同調査は2016年3月、経験年数10年以上の美容師100名を対象にアンケート記述形式で行ったもの。

顧客の「頭のニオイ」が気になるのはどの年代ですか?

顧客の「頭のニオイ」が気になるのはどの年代か聞いたところ、全体で「40代」と回答した人が多かった。40代男性の8割、40代女性の6割に対し、美容師は「ニオイが気になる」と答えている。全体的に男性のほうが気になると回答した割合が高かった。

どの年代の頭皮が「最もアブラくさい」と感じるかを聞いたところ、男女ともに「40代」(男性28%、女性27%)という結果になった。同社によると、男性は30代後半から出始め40代でピークを迎える「使い古したアブラ」のようなニオイの発生部位が、頭頂部から後頭部にあるという。

どの年代の頭皮が「最もアブラくさい」ですか?

毎日のシャンプーが「ちゃんと出来ていない」と感じるのはどの年代か聞くと、男女ともに10代が高い結果となった。10代を除いた結果では、男性は40代が最もシャンプーができていないという回答が多い。女性は、40代からシャンプーのできていない人が急増している。

毎日のシャンプーが「ちゃんと出来ていない」と感じるのはどの年代ですか?

同社によると、男性は20代よりも40代のほうが頭皮脂がドロドロで、洗い落ちにくいことがわかっているという。そのため、若いころと同じような洗い方では、しっかりと頭皮を洗えてない可能性があるとのこと。女性は40代以降、シャンプーがきちんとできていない人が多くなるが、健やかな頭皮や髪をキープするためにも、意識して洗うことが大切であるとしている。