日本人材機構は8月31日、「首都圏管理職の就業意識調査」の結果を発表した。同調査は6月3日~10日、一都三県に住み、東京都に勤務する正社員管理職(課長職以上)の1,640名を対象にインターネットで実施している。

「現在の勤務先において、同年代の中で能力を発揮し活躍している人の割合はどの程度だと思うか」を質問したところ、最多は「1割」(21%)だった。次いで「5割」(18%)、「2割」「3割」「6割以上」(いずれも17%)となった。

「現在の勤務先の他者の状況について、あなたの同年代の中で、能力を発揮し活躍している人の割合はどの程度だと思われますか?」

「現在の勤務先は、次世代リーダー(経営幹部候補)を選抜し、育成する仕組みや制度はあるか」を聞いたところ、39%で「選抜や育成のための仕組みや制度がある」が最多となった。次いで「特別の仕組みや制度はないが、意図的に選抜や育成が行われている」(29%)、「仕組みや制度はない」(23%)、「仕組みや制度が存在しているのかわからない」(9%)となった。

「現在の勤務先は次世代リーダー(経営幹部候補)を選抜し、育成する仕組みや制度はありますか?」

「選抜や育成のための仕組みや制度がある」「特別の仕組みや制度はないが、意図的に選抜や育成が行われている」と回答した1,114名に、「選抜が行われる年齢は、新卒で入社した社員の場合、何歳くらいか」を聞いた。その結果、「30~34歳」(27%)が最多となった。次いで「35~39歳」(20%)、「~29歳」(16%)。以降、「年齢は特に設定されていない」(14%)、「40歳~44歳」(10%)と続いた。

「選抜が行われる年齢は、新卒で入社した社員の場合、何歳くらいですか?」