IDTは8月8日(米国時間)、マレーシア ペナン州にある生産拠点が自動車産業向け品質マネジメントシステムであるTS 16949(品質マネジメントシステム - 自動車製造や関連する交換部品に携わる組織にISO 9001:2008を適用する際の要求事項)の二段階認証プロセスに合格したことを発表した。

すでに同社はZMDIの買収を通じて独ドレスデン工場にて同様の認証を取得しており、2016年6月にこの認証の更新を完了しており、今回のペナンの拠点は、同社にとって2つ目の認証取得拠点となる。

2拠点ともにクラス100のウェハテスト、クラス1000の最終テストが可能であり、これにより同社は、グローバルに展開する顧客の大量発注に対し、異なる場所から継続して供給を確保することが可能になったと説明している。なお、ペナン工場は2016年末の完全稼動を予定しているという。

ペナン工場のTS 16949認証取得のイメージ