日本ユニシスは7月28日、コンカーと経費管理SaaSサービス「Concur Travel & Expense」の販売で提携すると発表した。

コンカーの「Concur Travel&Expense」は、コーポレートカード、交通系ICカード、地図情報など出張・経費に関わるさまざまなサービスと連携し、従業員の経費精算業務にかかる負荷を軽減する。また、事前に経費規定をシステムに取り組むことで、規定に違反した経費申請を算出できなくなり、必要項目を埋めさせるためのナビゲートをすることが可能だという。2016年9月のe文書法の規制緩和にも対応している。

「Concur Expense」

日本ユニシスは、人事・会計分野において、過去20数年にわたりERPシステムの構築、導入・運用支援、受託開発を行ってきた実績があり、自社のシステムでも、COMPANY、Oracle E-Business SuiteなどのERPシステムを稼働させている。経費精算業務とERPシステムとの連携においても、同社が持つ技術力とのシナジーが大きいと判断し、コンカーと販売提携することに踏み切ったという。

また、経費精算業務の大幅な事務効率向上とワークスタイル変革の実現、経費の可視化、経費マネジメント強化などを目的に、日本ユニシスグループの全社経費精算基盤としてConcur Expense、Concur Invoiceの採用を決定し、2017年1月の本番稼働を予定している。